「限界費用ゼロ社会」を読んでスゴイ刺激を受けた! - この先結婚するつもりもないのでセミリタイアした

「限界費用ゼロ社会」を読んでスゴイ刺激を受けた!

こんばんは、槙です。

年の瀬も差し迫りもうじき2016年も暮れようとしていますが、せっかくなのでこのタイミングで記事にしてしまおうと思います。


正直、とても読み難い文章で最後まで読むのは骨が折れましたが、得るものは十分以上でした!

この本は副題を「<モノのインターネット>と共有型経済の台頭」としているんですが、これもよくわかりませんね。
帯にあった「資本主義からシェアリング・エコノミーへ」というのがこの本の内容を一番端的に表していると思います。

なんとか要約を試みてみますと…

資本主義は、トップダウンで中央集中型の組織により、個人へ「広告」を打って所有欲を刺激し、モノを消費させるという構造。
熾烈なグローバル競争により絶え間ないコスト削減を求められている。

さらにイノベーションが起こるといつかそのコストがゼロになる。それが限界費用ゼロ。
限界費用がゼロになれば、消費者はほとんど無料で商品やサービスを受けることになる。

例えば電子書籍。
紙の印刷物に比べて、原材料、印刷、配送、在庫などのコストがゼロになるので、Amazonでも定期的に無料にしている。


一方でインターネットの発達により、水平・分散・協働型の新しいネットワークが発生している。コミュニケーションの範囲は著しく拡がり、SNSだけでなく、これまでになかったオープンソースによる全世界規模での開発すら可能になっている。(Linux)

ビジネスの視点では個人と個人を結びつけるAirbnbやUberなどのマッチングビジネスが数年で全世界に拡がり、旧態然とした既存の企業は撤退戦を迫られている。

またインターネットと3Dプリント技術や再生可能エネルギーと組み合わせることによって、これもまた商品やサービスの限界費用をゼロに近づけていく。


他にも様々なプロセスにおける自動化(例:Amazonのドローン配送や無人店舗構想など)、AI&ビックデータ解析により、現状の有人サービスもどんどんと無人化が進み、最終的には労働者すらいなくなる可能性もある。


その時どういった社会になるのか?という問いに対し、著者は「協働型コモンズ」によるシェアリング・エコノミーが主流になるだろうと予想している。

「協働型コモンズ」というのは一言で表すのは難しい。
古くは日本の農山村でも見られた水平・協働型のコミュニティで、各種協同組合もその一種と言えるが、今のインターネット時代では世界中に拡がりを持ち、上述のLinux開発チームやAirbnb・Uberといったサービスの利用者/提供者も「協働型コモンズ」と言える。


その参加者は「モノを所有すること」よりも「必要な時にアクセスできること」で十分と感じ、ミレニアル世代(デジタルネイティブ世代)は特にその傾向が強い。

彼らは幼い頃からモノが溢れた環境で育ち、それゆえに所有欲が薄い。
所有したいと思うのは稀少性とセットだからであり、いつでも手に取れると思えば今すぐに欲しいとは思わなくなるのは道理である。
さらにそれが簡単に借りられるのであれば、そちらをより合理的と考えるのは当然かもしれない。

彼らは環境問題にも子供の頃から直面しており、地球環境と将来に渡って永続的に付き合っていくにあたり、モノの所有/利益を追求する資本主義者より相応しいと言えるだろう。


とこんな感じでしょうか?
私自身が本を読んで感じた印象で書いているので、本著を読んだ方には「違う、そうじゃない!」という人がいるかもしれませんが…


いやー、しかし面白かった!

私自身が、

・中央集権型の会社でグローバルに働いてきた経験あり
・今はセミリタイア生活でモノへの執着が薄れている(フィギュアを除く)
・現在検討しているのがAirbnbを利用した民泊
・ブログ、Twitterを通じ、人とのつながりが拡がった
・Twitter経由で無料で広告を打ち、手帳カバーを売った
・フリーソフトを使い、ファブラボで無料でモノづくりもした
・YouTubeを用い、無料で動画を配信した

などといろいろやってきたから、なおさら興味深く読むことができましたね o(≧ω≦)o

2016年の間にこの本が読めてホント良かったです!

それではみなさま、良いお年を(^-^)/
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No title

すんごい難しそうな本ですね。感想から感じるのは変化が起きていて対応していかないとだめなのかなって感じました。

来年こそはお会いしてみたいです!
今年もお世話になりました。

良いお年をお迎えください。

Re: No title

クロスパールさん
あけましておめでとうございます。

> すんごい難しそうな本ですね。感想から感じるのは変化が起きていて対応していかないとだめなのかなって感じました。
難しいと言うよりは、言い回しが独特で読みにくかったですね。
私見ですがセミリタイア村の住人は変化に対応していると思います(^^)

> 来年こそはお会いしてみたいです!
はい、是非!
一度私が関西に旅行がてらオフ会をするのも良いですね。

No title

ばかばかしいです。

>例えば電子書籍。
紙の印刷物に比べて、原材料、印刷、配送、在庫などのコストがゼロになるので、Amazonでも定期的に無料にしている。

こんなのはエサに決まっているじゃないですか。
新たな購読者を増やすためにアマゾンがコストを負担しているんですよ。
こんなアホな考え方に釣られる若者がかわいそうです。
アホすぎて!

Re: No title

バッタモンさん
コメントありがとうございます。

> >例えば電子書籍。
> 紙の印刷物に比べて、原材料、印刷、配送、在庫などのコストがゼロになるので、Amazonでも定期的に無料にしている。
>
> こんなのはエサに決まっているじゃないですか。
> 新たな購読者を増やすためにアマゾンがコストを負担しているんですよ。
ポイントはそういう手法が取れるほどコストが安くなっている、ということです。
実際Amazonが購入者に電子配信するのにかかっているコストはほとんどゼロだと思います。
プロフィール

槙

Author:槙
2014末に会社を辞めたセミリタイアおじさん。 2016年に鳥取移住してセルフリノベーションで民泊準備中。 属性はフィギュアオタク、ひなビタ♪も応援しています。『限界費用ゼロ社会』到来派。

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