2020年01月06日 - この先結婚するつもりもないのでセミリタイアした
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先月読んだ本(読書メーターまとめ)

こんにちは、槙です。

先月はたくさん読みましたね。
ホントは年末にもっと読むつもりで図書館から本を借りてたんですが、ラブプラスEVERYにハマって読めませんでした。(/∀\*)

先月特筆すべきはBISビブリオバトル部のシリーズでしょうか? 3冊も読みましたからね〜
この本は普段私が読まないような本を読みたくさせてくれるのが良いです。

あと20日以降に読んだ小説、内容はもちろん面白かったんだけど、企業小説→水墨画小説?→ミステリーと、ジャンルが全くバラバラで、「世に面白い本はまだまだいっぱいあるなぁ」と改めて私に感じさせてくれました。

なお最後の「イニシエーション・ラブ」の感想には、深刻なネタバレがありますのでご注意願います。


12月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3386
ナイス数:113

楢山節考 (新潮文庫)楢山節考 (新潮文庫)感想
安楽死の議論の中で本著が紹介されていたので読んでみた。表題作含む4編の短編集。肝心の表題作はわずか60ページなのに、舞台である山村の空気/宗教観を見事に表現している。老人になっても歯が丈夫なこと、ひ孫を抱くことが恥であるとし、孫嫁が出産する前に楢山(いわゆる姥捨山)に息子に連れて行ってもらうことを望む老女おりん。物語終盤おりんは見事?楢山に捨てられるわけだが、一方で隣家の老人は死にたくなかったので結局息子に縛られて運ばれ、楢山手前の谷底に突き落とされる。この対比が鮮烈な印象を残した。
読了日:12月01日 著者:深沢 七郎

翼を持つ少女 BISビブリオバトル部翼を持つ少女 BISビブリオバトル部感想
週末に近くで高校ビブリオバトルの県大会があるので参考がてら読んでみた。著者があとがきで述べているように、キャラクター設定やストーリー展開はいかにもライトノベル。ただ作中で紹介される本は未読のものが多く、今後の選書の参考になる。とりあえずエドモンド・ハミルトンと都筑卓司を読みたい本リストに入れた。あと仮面ライダーネタ、しかも私が好きなクウガと響鬼が出てきたのには驚いた。
読了日:12月04日 著者:山本 弘

ピクセル百景 現代ピクセルアートの世界ピクセル百景 現代ピクセルアートの世界感想
アラフィフの私にとってドット絵といえばファミコンやPCゲーム黎明期で慣れ親しんだものだったが、現在ではピクセルアートとも呼ばれ、ドット絵が表現手法の一つの様式になっているそうな。この本は多くのアーティストの作品を網羅的に紹介しており、最新ピクセルアートの現状を理解するのには最適だと思う。
読了日:12月06日 著者:

目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)感想
見えない人の方が世界を3次元的に捉えているというのが面白かった。一般の人が富士山を思い浮かべる時、末広がりの八の字の映像になるが、目の見えない人の場合、先の欠けた円錐形になるらしい。視点が存在しないため、俯瞰的に空間をイメージするとのこと。他にも目の見えない人と一緒に絵画を鑑賞をするワークショップを紹介しており、目が見えない≒劣っているではなく、両者の差異から「面白い」を発見しようとする動きがあるのは興味深かった。
読了日:12月11日 著者:伊藤 亜紗

幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部幽霊なんて怖くない BISビブリオバトル部感想
シリーズ2作目ということで、パターン化してワクワク感が少なくなった、というのが正直なところ。ここで紹介されている本についてもピンとくるものはなかった。ただ「ぼくらの太平洋戦争」はちょっと気になった。最近映画化された7日間戦争含め。あと艦これ談義で紹介されていたMMD動画も見てみたが確かにウルっとくるかも… とりあえず3作目も読もう。
読了日:12月13日 著者:山本 弘

フェッセンデンの宇宙 (全集・シリーズ奇想コレクション)フェッセンデンの宇宙 (全集・シリーズ奇想コレクション)感想
BISビブリオバトル部シリーズで紹介されてたので読んでみたが、非常に良質なSF短編集だった。「追放者」という10ページにもみたないショート・ショートは読み終わってからじわじわとくる感じで面白かったし、「帰ってきた男」はブラックユーモア的な味わい。個人的には「太陽の炎」が一番のヒット。ベテラン宇宙飛行士が引退を決意した理由というのが、これまで私が聞いたこともないようなアイデアだった。これら作品の多くが第2次世界大戦前に発表されていたというのだから恐れ入る。
読了日:12月16日 著者:エドモンド・ハミルトン

読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)感想
あらゆる本の巻末にある参考資料、それを参考とした著者たちは本当にそれだけの本を読んでいるのだろうかと常々疑問に思っていたので、タイトルに惹かれて読んでみた。序文を読んで「この本はネタなのか?」と思いつつ、2章までは読み進めていたが、こと3章に至っていきなり哲学的になって面食らった。とりあえず最後まで読んでみたが、結局バイヤールの真意を掴むことは至らずに消化不良に終わった。訳者あとがきも読んでみたが、よくわからない… 他の人の感想を読んでみてそれを再考してみたい。
読了日:12月19日 著者:ピエール バイヤール

世界が終わる前に BISビブリオバトル部世界が終わる前に BISビブリオバトル部感想
シリーズ3作目、紹介されている本の中で一番気になったのはマンガ「ミカるんX」。マップス好きとしては非常に気になる。作中、ミステリの手法を説明していたが、そのうちのいくつかをこの本の中で実践していたのが面白かった。
読了日:12月20日 著者:山本 弘

トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業トヨトミの野望 小説・巨大自動車企業感想
約20年のトヨタ自動車の歴史を、奥田碩と豊田章男の二人の視点でまとめたもの。一冊のエンタメ小説としてもうまくまとまっていてびっくりした。当時の状況を思い返しながら読んだが、渡辺社長(作中は丹波)ってこんな評価だったのね。しかし人名含め、実際の名称をまったく使ってないので、変なところで吹く。その際たるものは「ジャスト・オン・タイム」。
読了日:12月21日 著者:梶山 三郎

線は、僕を描く線は、僕を描く感想
先にマンガに触れていて、水墨画テーマとは珍しい、と思ってこの小説も読んでみたが、小説の方が全然良い。一人称での語り口により、主人公の特殊性がより強調されている。登場人物も少なく、作中時間も1年と短いが、逆に余分なものがなく、それこそ水墨画的だった。
読了日:12月22日 著者:砥上 裕將

イニシエーション・ラブ (文春文庫)イニシエーション・ラブ (文春文庫)感想
BISビブリオバトル部シリーズで紹介されていたので読んでみたが、評判通り面白かった。舞台となっている時代、私は高校生だったので、もろもろの小ネタを懐かしく思いながら読めた。最後のどんでん返しを食らった後、改めて整理すると、二股相手の呼び名を統一することで、言い間違いのリスクをなくした繭子の計算高さと、別れた後の間違い電話でそれをそれと分からず誤解している辰也が興味深い。目次のページを見てニヤリとした。
読了日:12月25日 著者:乾 くるみ

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プロフィール

槙

Author:槙
2014末に会社を辞めたセミリタイアおじさん。 2016年に鳥取移住。 属性はフィギュアオタク、ひなビタ♪も応援しています。『限界費用ゼロ社会』到来派。

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