鳥取県立美術館関連の講演を聴いてきた - この先結婚するつもりもないのでセミリタイアした
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鳥取県立美術館関連の講演を聴いてきた

こんにちは、槙です。

昨夜は「県立美術館と共に歩む中部地区の集い協議会 盛り上げ部会」が主催する講演会に行ってきました。
場所はホテルセントパレス倉吉、講師は秋元雄史さんという方です。

この秋元さん、東京藝術大学を卒業したあと、ベネッセに入社し、主に直島のアート活動に携わったあと、金沢21世紀美術館の館長を10年間も勤められた方です。

実はこの方の講演の前に、この会を主催した盛り上げ部会の活動として、地元小学生が描いた絵を元にしたモザイクアートの紹介があったのですが、これについて秋元さんがダメ出ししていたのが一番印象的でした。「あぁ、正直な方なんだな〜」と…
参考:鳥取)県立美術館開館に向け、モザイクアート


正直私自身もこのモザイクアートには当初から「???」という思いでいました。
まず思ったのが「何故にフェルメール?」ということです。倉吉と全然関係ないじゃん。

次に、モザイクアートにする時点で、小学生たちが描いた絵を改変しているのが非常に気になりました。
これについては自分自身がモザイクアート的なものを作ったからよくわかります。

なんとなくそれっぽくなってますけど、これ、元画像からめっちゃ色調が変えられてるんですよね!

試しに久しぶりにモザイクフォトを作ってみましたが、こんな感じです。
元画像。
IMG_20190704_174500.jpg

これが加工した画像。
赤瓦60-40

拡大するとこんな感じ。
iFoto_Montage_Lite.png
ご覧のように元画像の色調が変化しています。

これはマッチカラーというチェックが入っているので、自動で色調補正されるわけです。(デフォルトはオン)
iFoto_Montage_Lite画面

ちなみにこれをオフにして画像を生成すると…
赤瓦60-40マッチカラーなし
…もはや意味不明です。

秋元さんはこのモザイクアートに関して、「大人たちが作った枠に小学生の作品を押し込めるのではなく、むしろ個々人がその作品(たとえばベースとなっているフェルメールの絵)そのものを表現させるのが良いのではないか」というようなニュアンスでお話をされていました。
この辺り、模写なのか、その背景にあるものを説明させた上で表現させるのかまでは突っ込んでいませんでしたが…


ちなみに講演の内容ですが、演題は「美術で町おこし」となっていました。
が、実際に講演で金沢の情報を聴くにつけ、もともと持っているポテンシャルの差がまざまざと感じられて・゚・(つД`)・゚・

とりあえず人口は倉吉市の10倍。また北陸新幹線が2015年に金沢まで開通したことにより都心部からのアクセスが圧倒的に便利になり、インバウンド客を取り込んでいる。

講演の中では、金沢21世紀美術館の来館者数は年間250万人、有料エリアに限っても100万人レベルということで、もはや観光公害(オーバーツーリズム)レベルになっているとのこと。

金沢はもともと歴史文化を大事にするところで、金沢市の市民一人当たり観光予算も全国でトップレベル。
さらには金沢美術工芸大学があり、市民が中心となって運営している金沢市民芸術村などの下地もあった、などなど。


秋元さんもそういった差を実感しているのか、「教育的な意義を考えすぎない、もっと気楽に」とか、「美術に親しむ市民が増えることが一番重要」なんて言っていたのが、心に残っています。


あとは東ロボの新井紀子さんについて触れていたのが気になりました。
  
私もこれらの著作を読みましたが、新井さんは東ロボの開発を通じて、今ではRST(リーディングスキルテスト)といった学生の読解力を向上させる活動をされています。

ちょっと前に、アートの目的は対話であるというネットの記事を読みました。
参考:殺すアートと救うデザイン、そして死にゆくデザイン

個人の表現であるアートと、対話するためにそれを読み解くスキル、そのあたりに通ずるところがあるんだな〜と感じた講演会でした。
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槙

Author:槙
2014末に会社を辞めたセミリタイアおじさん。 2016年に鳥取移住。 属性はフィギュアオタク、ひなビタ♪も応援しています。『限界費用ゼロ社会』到来派。

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